| ゴクミがアレジとともに久しぶりに帰国したというニュースをテレビで見た。相変わらずゴクミはキレイだった。ゴクミのキレイさは万国共通・・・・多分、バービー人形のようなお姉さまたちに囲われながらも、アレジはゴクミのオリエンタルな魅力にすっかり参ってしまったんだろうな・・・。ゴクミは確かに美しい、でもね、日本では誰にも相手にされない(あら? 私のこと(T_T) 日本女性だってあきらめることなかれ! 我々にはオリエンタルビューティ、アジアンビューティ、アジアンマジックがあるのだから! この、相手によっては底知れないパワーを放つ魔法・・・その威力を私は今までに数多く見ているから・・・・。
以前、働いていたエアラインの成田発ロサンジェルス行きの機内には、夫・アメリカ人と妻・日本人の夫婦が多く搭乗されていた。ブラピほどかっこよくはなくても、セイン・カミュ
レベルには達しているイケ面のアメリカ人男性の横にいる多くの日本人女性は、
「どうしてあんたなの?」
とインタビューしたくなる女性が多かった。(すいません、嫉妬入ってます)
ハーフの可愛いベイビーを抱くのは、そのかっこいいパパで、ベイビーにミルクを作ってあげるのもそのステキなパパで、オムツ替えのために大きなバックとベビーを抱え化粧室に消えてゆくってのも、そのイケてるパパで・・・。その間、隣の席で「私にはその価値があるから〜」と言いたげに、ダイエットコーラを手に至福のリラックスタイムを過ごしている奥さまは・・・? しつこいけど「どうしてあなたなの?」とマイクを突きつけたくなるタイプの女性だ。(ほどんど、嫉妬)
そのダイエットコーラだって、さっきから気になってその夫婦の席を行ったりきたりしてウォッチングしていた客室乗務員(はい、私です)に、そのハンサムなパパが彼女のために頼んであげたものだ。キーーーーッ
増井ゆかりの(ほとんど嫉妬がらみ)研究結果によると、夫・アメリカ人&妻・日本人の夫婦の奥さんの特徴は、スッピンに黒の長髪、それもサラッサラではなく、何もいじってない感じの長髪、でもって、ジーンズにギンガムチャックのシャツ(夏場は大きめのTシャツ)、別にスタイルが抜群にいいとかでもない。そう、アメリカのプレイボーイ誌に出てくる豊満でブロンドで派手な化粧、その対極にある女性とでもいえばいいだろうか? きっとアメリカ人にとっては、この対極の女性こそ、オリエンタルビューティに値する女性なんだろう。思うに、ヨーコ・オノさんがオリエンタルビューティマジックの代表だろう。
日本にいれば、決してスポットライトを浴びない(だろう)彼女たち(わかってる、私も含めね)でも、お国変われば、お姫様のように扱われることだって十分在り得るってことだ。それがアジアンマジック!
まぁ異性に限らず、人間は自分にないもの、自分が今まで触れていなかった文化に非常に惹かれるという習性を持ってる。
アメリカから来た友人に日本を案内中、日本に住んでいる自分と異国から来た彼らのアンテナ違いに驚くことってあるでしょ? あの地獄のラッシュアワー。押しくら饅頭状態で身動きも出来やしない、苦痛以外の何ものでもないあの満員電車。早めに家を出て、色んなところを案内したかった私は、お客様である彼らに申し訳ないな・・・と思いながらも、あえて戦闘状態で満員電車に乗り込んだわけですよ。
後ろの人に押され、まるで掃除機のごみのように電車に吸い込まれ、ドアが閉まり、
「ごめんね、こんな電車で・・・」
困ったちゃん顔で怯えているだろう彼らを見ると、なに? あなたなにしてんの? こんな混んだ電車の中で! 興奮したニコニコ顔でカメラを取り出し、撮ってる撮ってる。
「エキサイトでクレイジーでファンキーだ」だって?
「マジックマウンテン(LAにある度肝級乗り物の多い遊園地)にだって、こんなスゴイ乗り物はないよーーーー」
見てみなさいよ、あんた! こんな混んだ電車の中、周りの人から新聞広げて読むより顰蹙の目で見られてるよ! って、わかってる? いや、わかってない・・・。
昼に入った名も無い食堂で、その店の名前が漢字で書かれた箸袋を丁寧に伸ばして、マイバックにしまい込むあなた、オーノー、全然わかりましぇ〜ん。
それにロウでできた「いくら」のイヤリングをママのお土産にする? 「ママはトテモヨロコビマス」って趣味悪いよ。そんなのするかいな? うーーん、でも、「キュート!」とか言って狂喜している彼のママの姿も安易に想像できたりして・・・・。
ちょっとそのTシャツ買う? 「一番」ってデカデカと書いてあるそれ、買うの? 着ちゃうの? そうそう、実家にホームスティしている早稲田大学の留学生は代々皆「早稲田」と大きく書かれたTシャツやら小物を愛用していた。いやいや早稲田大学は素晴らしい大学ですが、インパクトがあり過ぎるかなと。多分、「早稲田」Tシャツの購入者のほとんどが留学生じゃないんだろうか?
と、まぁ、日本に住む日本人の私には到底理解できないアンテナが彼らにはあります。
しかし、かくいう私も海外に行くと、このアンテナで現地の人に変な奴視線を受けています。まず、アメリカのスーパーに初めて行ったときの興奮たるや。ホストマザーに「このレーンで写真撮って! 私、カート引いてるから、このポーズでね」とコーンフレイクスの巨大な箱を手にポーズ、ホストマザーが「オーノー、ジャパニーズガール 訳ワカリマセン〜」と言ったお手上げポーズで苦笑していた。
マックで頼んだLサイズのコーラのその容器のバケツほどの大きさに驚き、飲み終わったらキレイに洗って、スーツケースに収めたわ。(あら箸袋と変わらないじゃない?)
皆が嫌がる芝刈り機に乗って、刈る芝がなくなるほど乗り回し・・・。UCLAに行ったら、Tシャツ、トレーナー、マグカップまで買って・・・。
エジプトに行った際には民族衣装のガラベーヤに感動!「ステキ! 室内着にいいんじゃない?」と買い、同行していた同期にも買え! と親切心で(お節介?)勧めたんだけど、彼女は「日本で着るには勇気がいるわ」と頑ななまでに拒否。「もう! 日本で、日本人の私たちが着るからステキなんじゃない!」。いくら言っても彼女は買わなかった。買った後、早速ホテルの部屋で試着し、「いいわ〜。ほら? ステキじゃない。似合うじゃない?」とその瞬間を同期に写真に撮ってもらった。「なんか似合うじゃない? ゆかりちゃん」彼女は買わなかったことを後悔しているようにみえた。
「私は日本に帰っても着られるけど、あなたは着られないんじゃ可哀想だから、着てみなよ。記念に写真、撮ってあげるよ」
とさっと脱いで、彼女に着せパシャリ。2人でガラベーヤを着回しては、中森明菜の「サンドベージュ」の♪ 星くず私を抱きしめていてね〜 アナアーヴィス アローホ サンドベージュ ♪を振りつきで踊っていた。何故か妙にガラベーヤ1枚で愉しんだエジプトの夜だった。
後日、写真が出来上がったので、彼女のメールボックスに入れておくと、写真を受け取った彼女からお礼の手紙を受け取った。
「ゆかりちゃん、写真ありがとう! いい思い出になりました。でも、やはり私は日本で着る勇気もない人間なんで、この写真1枚で満足です。ゆかりちゃんは早速、部屋着にしているのですか?」
うぅ・・・・・、実はスーツケースから出して1度試着して以来、ずっとタンスの奥・・・。地味でいて、派手で、薄手だけど、暑い、でもって、ナイルの地ではあんなに似合ってたのに、家の鏡に映したら「あら? あっぱっぱ〜のおばちゃん?」アニメ「わたしんち」のお母さんのようだった・・・。買った私も買わなかった彼女も思い出の1枚を残して満足した・・・のは同じだった。我が家には自慢じゃないがそんな外国でのお宝? が山のように眠っている・・・。
話がだいぶ脱線したけど、このように人は自分の周りにないものに惹かれるのです。自分の目の前にいつも当然のようにあるものじゃなくて、神秘的なものに。
だから、彫りの深いブロンドのゴージャスな女性ばかり見ていた外国人の彼らが、ある日目の前に現れた彫りの浅い、真っ黒な髪の素朴な女性(私よ〜)に、アンテナがビンビンと向いてしまって、恋に落ちるなんて十分あるうるわけですよ。
そうそう、私の友人に、一重でいつもアイプチ(二重まぶたにするノリみたいなもの)で、くっきり二重を作っていた子がいた。空港で「ゆか〜!」と言われ振り返ると、彼女に似ているようで、でも、違うような・・・でも、声は彼女・・・? が立っていた。これから、イタリア旅行に行くという。「あれ、なんかいつもと違わない?」と聞く間もなく、彼女は言った
「イタリアに行った友達に聞いたら、あっちでは一重まぶたがエキゾチックって、大モテ! なんだって♪」
と、いつもより半分しか開いてない目で微笑んでいた。(う・・・ん、イタリアに行けば、誰でも大モテ? とも言うけどね(~_~;)・・・・)
そうそう、ここはお茶っぱ.comのエッセイということを忘れていました。私が今回、なぜオリエンタル・ビューティなることについて長々と話してきたかというとですね。東方美人という烏龍茶がありますね。台湾の発酵度の高い青茶。紅茶のような味わいがします。別名香檳(シャンビン)烏龍茶。この東方美人は
自然がもたらした偶然によって生み出されたお茶です。台湾の新竹県、ある夏、ウンカという小さな昆虫が大量発生し、彼らに茶葉に噛み付き栄養を吸い取られる被害がありました。本来害虫により成長が止まってしまった茶葉は売り物にならないのですが、売り物がなくなってしまった農夫は仕方なく、
「没有関係(メイヨウカンシー)」
*ミニ中国語講座:その文字の通り、関係ない=問題ない、大丈夫とかという意味です。国民性か非常によく使いますので覚えておくと便利です)と言ったか言わないかはわかりませんが、この茶葉でお茶を作り、街に売りに行ったそうです。すると、今までにない蜜のようなフルーティな甘さがあると高い値で売れたのだと。それがこのお茶の始まりです。その後、ヨーロッパまで輸出され、そこでも高い評価を受け、“オリエンタルビューティー”という美しい名前を付けられました。
オリエンタルビューティ。なんて、ニクイお名前なんでしょう! その水色がシャンペンのようだからと名づけられたといわれる「Champagne Oolong Tea」というネーミングより、「Oriental Beauty」アジアの神秘的な魅力を漂わせるその名前、西洋人なら思わず飲んでみたくなるネーミングだな・・・。多くの西洋の男性(女性)が神秘的な東洋をイメージしながら、このお茶を買い求め、飲まれているんだろうな・・・。
追記:以前kaoと在庫チェックをしていた時の会話。
yuka「香りライチ紅茶・・・在庫残り少なし・・・八方美人・・・あと」
kao「なんだって? 」
yuka「八方美人・・・」
kao「ちょっとーーー! 何が八方美人よ! それは自分のことじゃない? 東方美人! 変なネーミング作らないでね!」
と叱られた・・・。お茶っぱ.comの社長、あっ間違えた茶長は厳しい!(>_<)
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