お茶と中国茶葉専門 お茶っぱロゴ 2005年8月1日更新
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渇茶的時間 一緒にお茶を

東京は一足早く先月お盆が終わりましたが、東京以外のところでは
これからお盆シーズンを迎えますね。
お盆といえば、納涼怪談話・・・をイメージしてしまうのは私だけ?
怪談話が苦手なあなたも、さぁ今回はこの暑さの中、少しでも涼しくなって
もらいましょう! ということで、今月は「本当にあった怖い話」を致しましょう。
そして今月のお勧めのお茶は、身体の中から涼しんでもらうために、
今月は身体の熱を取るお茶として有名な白茶「白牡丹」
白牡丹を飲みながら聞いてちょんまげ〜。←あら? 早くも寒〜いって?

お盆といえば、ご先祖様の霊があの世から家に戻ってくる時期と言われている。昔は、お墓に行って提灯に灯をつけ、家まで提灯を照らして帰ってきたんだって。なるほど、ご先祖様はこの灯りに導かれながら家に戻ってくるのですね。今は住宅事情もあって、お墓が遠かったりで、家の前で「迎え火」を焚くのだそうだ。そうですよね、お墓まで電車に乗って1時間なんて場合、昔のやり方だったらずーっと提灯持って電車に乗っていなきゃならず・・・、想像しただけでも大変そう。

私には人並みはずれた霊感というものがないから、霊というものが見えないけど、でもやっぱり霊は存在していると思うし、お盆になればご先祖様も帰ってくると思っている。だってね・・・。
あれはまだ私が大学生の時のこと。丁度お盆明け、男友達から聞いた世にも奇妙な話のはじまりはじまり・・・・。

第一談 「帰ってきたおじいさん」

お盆明けに会ったS君が私に会うなりこう言った。
「すごく怖いというか・・・不思議な体験をしたんだ」
彼はサッカーのサークルに入っていて、お盆休み初日から信州(記憶が確かじゃないんだけど) のお寺にサッカー合宿に行くことになっていた。合宿前夜、両親と夕飯をとりながら「ところで明日からの合宿はどこでやるの?」と母親が彼に聞いた。「信州の○○寺で、何でも夕焼け小焼け舞台になっているお寺らしいよ」するとそれを聞いた父親が「あぁあそこなら父さん(亡くなった彼の祖父 が若い頃住んでいたと場所じゃないか・・・よく父さんから話は聞いてたよ」「ふ・・・・ん」彼は大して気にも留めず聞き流し、そして合宿に出掛けた。

さて、合宿初夜、寺の大広間で皆で雑魚寝スタイルで寝ることになっていたのだが、彼はなかなか眠れなかった。昼間かなりサッカーの練習をしていたし、夜はお決まりの宴会となりお酒も飲んでいたから皆布団に入るや否や寝息を立て始めているというのに・・・。その中で彼1人なかなか眠れない。
「お化けとか幽霊とか信じないし、全然怖くなかったんだけど、お寺って何だか不気味で・・・1人だけ眠れないせいもあって・・・嫌な感じがしていたんだ」
彼は一生懸命寝ようとした。天井を見上げ早く寝なきゃと思っていたその時、身体が動かなくなった。
「そう生まれて初めて金縛りになったんだよ・・・」
どうあがいても身体が動かない。でも、目は開いていて、怖くて瞑ろうと思っても瞑れず心だけもがいていると、視界に赤い光が入ってきた。
「光が見えたとき、ゲゲッ、火の玉だって思ってさ、見たくない! と思ったんだけど、もうどうしようもできなくて。でね、その光が目の前からゆっくり進んで行って、そしてお寺の外に出て行ったんだ・・・。自分は身体は動かないんだけど、火の玉から目が離せなくなって、見たくないのにゆっくり移動していく火の玉をしっかり目で追っていたんだ・・・」

翌日、皆にそのことを言ったのだが、皆大爆睡とあって誰も「そんなものは見ていない!」「お寺だからって人を怖がらせようとそんな作り話を・・・」と誰も信じてくれなかった。
朝食を食べ終わったら、サッカーの練習だ。そこのフィールドは、周りには何にもなく、田舎特有の見渡す限り何もないところにドーンと開かれているフィールドだった。
昨日の夜のことも忘れ、彼もサッカーの練習に精を出していた。
すると練習試合中、コートを走る彼の目にちらっと人の姿が入った。日陰になるような大きな木の下に老人が立っていた。それを見た瞬間彼は思った。

「おじいちゃん?」

彼のおじいさんは頭が剥げていたので、いつも帽子をかぶり、そして杖をついていた。そして彼の目に入った老人もやはり帽子をかぶり、杖を持っていたというのだ。すぐに見ておじいさんだと直感でそう思ったんだけど、もう一度確認してみようと、木の下に視線を戻したのだが、もうその老人の姿はそこにはなかった。
ササーーーっと寒くなったんだよ。だって、そのフィールドの周りってその木以外他には何にも障害がなくって、遠くまで見通せるんだよ。それなのに、ちょっと目を離しただけの間に、年寄りが視界に入らないくらい遠くに行けるはずないんだよ・・・」

彼は不思議な気持ちを抱えたまま合宿を終え、地元の駅に降り立った。すると駅で幼馴染の友人にばったりと会ったのだそうだ。
「久しぶりー」と彼が陽気に幼馴染に手を振ると、相手は能天気な彼とは対照的に神妙な顔つきで彼にこう言った。
おい・・・お前のうち・・・さ・・・おじいさんがいたぞ・・・
詳しく聞いて見ると、幼馴染が彼が合宿に行っている時期、用事があって彼の家に電話をしたのだそうだ。すると、亡くなったはずの彼のおじいさんが電話に出たんだと言う。
「まさか! お前電話番号間違えたんじゃないの?」
幼稚とも言える作り話に彼は笑った。ところが相手は依然冷静にこう言った。
「間違えるはずがないよ。お前の家の電話番号なんて間違えるほずがない。それに確かに言ったんだよ、はい、○○ですって、苗字言ったし・・・子供の時何度も遊びに行って俺も随分可愛がってもらっていたお前のおじいさんの声だったよ、それは絶対だ。だから奇妙で・・・」

合宿で見た火の玉、おじいさんの姿、そして、幼馴染からの話・・・不思議な気持ちを抱えたまま、彼は家に着いた。
家に入り、それらの一連の不思議な話を母親にすると、母親は「まさか〜」と笑い飛ばすこともなく、彼の話を聞いて納得したと言ったようにこう話し始めたのだそうだ。

「あなたが合宿に行った日くらいから、誰もいないのに二階で誰かが歩くような・・・い誰かがいるような気配があったの。ネコだって、全然二階に上がって行かなくなっちゃって、私の傍から離れないし・・・おかしいなと少し気味が悪かったのよ」
そして彼らが出した結論はこうだった。
「おじいちゃんがどうもお盆でうちに帰って・・・、そして、俺がおじいちゃんの思い出の場所に行くと知って俺についてきた・・・でもさ、幼馴染の言うことを疑うわけじゃないんだけど、霊もちゃんと電話に出て、話が出来るんだって・・・なんだかすごく不思議じゃない?」

確かにね・・・。
私は彼の話を聞いて考え方が変化した。それまで、お盆は昔からの一種神がかった儀式のようなもので、実際ご先祖様の霊が家に戻ってくるかどうか・・・と考えていた節があった。でも、彼の話を聞いたら、本当にご先祖様はお盆の時期に戻ってきているんだな・・・ただ普通の人の目には見えないだけなんだ・・・そう思うようになった。でも、やっぱりいくらご先祖様とは言えど、怖いよーーー。ドロロロローーーーーン〜

第二談  「あの世への誘い」

台湾で家庭教師の先生をして頂いていた台湾大学の日本人留学生のS先生は沖縄の石垣島出身だった。彼のおばあさんという方がいたこのような仕事をしていたということもあったり、また石垣島って場所柄不思議なことが多く起るところなのか・・・私はS先生から実に多くの会談話を聞いた。先生には数学を習っていたんだけど、方程式は習ったハナからすぐ忘れるくせに、先生から聞いた怖い話は何十年経った今でも鮮明に覚えており、時折思い出しては鳥肌を立てている。今回はこの中から怖いというより不思議な話を・・・。

S先生のお父さんは学校の先生をされていた。お父さんはいつも学校から帰ってくるとき、特に周りには何もない海岸線を歩いてくる。
あるとき、お父さんがいつものように海岸線を歩いていると、一軒家が見えた。
「こんなところに家なんかあったかな? 新しく出来たのかな?」
と思いながら、その家に差し掛かると、中には人が沢山集まっていて、パーティーでもやっているらしく陽気な笑い声が外まで聞こえてきた。その家には大きな窓があって、お父さんは歩きながらその窓を覗いてみた。すると、中にいる人たちが気づいて家のドアを開けてくれた。

「いや〜皆で楽しく飲んでいるんですよ。どうぞご一緒にどうですか?」

とても楽しそうで気さくな人ばかりだったので、お父さんもちょっと一杯くらいご馳走になってもいいかな・・・と思った。でも知らない人の家にいきなり上がるもの申し訳なく思い、ちょっと迷ったが「また今度寄らせてもらいます」と言って皆の誘いを断った。皆はすごく残念がって、最後まで何度も誘ってくれた。開けてくれていたドアを閉め、歩いて来た方に振り向いて、お父さんは驚愕した。そこには歩いてきた道はなく、なんとお父さんはくるぶしまで海水に浸っていたからだ。そうだ、お父さんは海の浅瀬に立っていた。急いで家の方に振り向くと・・・そこには大勢の人どころか家さえもなくなっていた。

それからまた暫くたったある日のこと。お父さんはまた海岸線を通って家路に向かって歩いていた。するとまた人の笑い声が聞こえる楽しそうな家があった。お父さんはのちに語ったそうだ。「前のことがあったのに、あの楽しげな声を聞いた途端、すっぽりと前の体験を忘れてしまったんだよ」

今回も陽気で気さくな人たちがお父さんのためにドアを開いてくれ、

「楽しいパーティーなので是非一緒に飲みましょう!」

と誘ってくれた。皆があまりにも誘ってくれるので、断るのも悪いと思ったお父さんは「じゃ、少しだけ・・・」と中に入ろうとしたときだった。中から

「先生は来ちゃいけない! 入っちゃだめだ!」

という声が聞こえた。見ると昔の教え子だった。折角仲間に入れてもらおうと思ったお父さんは「なんだ、○○も来てたのか? 何で私が入っちゃいけないんだ? そんな意地悪言わないでくれよ」と返したのが、「ダメだ! 先生はまだ入っちゃいけない!」とその教え子は頑として言い張り、お父さんをドアの外に押しのけてドアを閉めた。

その途端だった。お父さんは今自分がただならぬ場所にいることがわかった。一体どうしてそうなったのかもわからない・・・でも、自分は海の中にいた。それも頭まですっぽりと海水に浸り、大量の海水を飲み込んで、溺れかけていたのだった。
勿論、家は消えていた・・・。
帰り道、ビショビショに濡れた背広を引きずりながら、お父さんはハッとした。お父さんを強引なまでに中に入れようとしなかった教え子は、思いおこせば不慮の事故で数年前にこの世を去っていたことを・・・。ドロロロローーーン〜

さて、涼しくなりましたでしょうか? 書いてる私でさえ、さっき机の上の携帯がメール受信をして、いきなりバイブブルンブルン動きだした時にゃ、椅子からお尻が浮き上がりましたよ・・・。
 

注釈   白牡丹
古典的お化け屋敷
組み分けしよう
心強いパートナー登場
長い列、それでも待つ
なんじゃこりゃ〜
早くも後悔
で、でた〜
お化けが飛び出てきたかと思った
早く入りなよ〜
あんたらの方がこわいよ
なつかしの一つ目小僧でっせ
ろくろ首です
これは何???妖怪事典に載っている?
あれに見えるはこの世への出口
ゴール!!
営業妨害で訴えてやる

今回も読んでくださってありがとうございました。お茶っぱ.comのご意見、ご感想がございましたらぜひ
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